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更新日:2022年8月30日
まだ使える物は、廃棄せずにリユースして新しい持ち主のもとに
本日、すみだ子どもPR大使5名が、すみだ清掃事務所(墨田区業平5-6-2)を訪れ、区が行う粗大ごみのリユースの取り組みについて学習しました。
まずは、職員からごみの種類や、分別について、スプレー缶やお菓子の袋、壊れた傘などがどのごみに属するかなど、クイズ形式で学びました。
続いて、子どもたちは、ごみ収集車への積み込み体験を行いました。「どのくらいの量を積むことができるか」「収集作業は何人で行っているのか」「ごみの収集で気を付けていることはあるか」などといった質問を投げかけ、区のごみ収集の現状について学びました。
その後、向島にある粗大ごみのストックヤードに移動し、処分された粗大ごみを破砕する作業を見学。ヘルメットを着用した子どもたちは、ベッドや木製の棚など、破砕車がバリバリと大きな音を立てて圧縮していく作業を間近にして、興味深く見学していました。
一方、区では、粗大ごみとして捨てられたものから、まだ手を入れれば使えるものを再度使えるように修理し、希望者に無償で提供する取り組みを実施しています。破砕作業の見学を終えた子どもたちは、そのリペア作業を行っているすみだ清掃事務所業平待機所(墨田区東駒形4-15-15)に移動。粗大ごみがリユース品として生まれ変わる作業場を見学しました。
再び生まれ変わった家具などを展示し、新たな持ち主に引き渡しが行われる、すみだリサイクルセンター(墨田区横川5-10-1-111)に移動し、そこに並ぶたくさんの家具や楽器などのリユース品を目の当たりにし、「ごみで捨てられたものには見えない!」と終始感嘆していました。
粗大ごみのゆくえを学んだ子どもたちは、すみだ清掃事務所に戻り、今年度から区が新たな粗大ごみのリユース手段として活用しているリユースサービス『おいくら?』についての説明を受けました。これは、リサイクルショップなどと連携し、まだ使えるものを買い取ってもらうサービスです。「利用者はごみ処理のお金を払わずに済む」「区は粗大ごみの量を減らせる」「買い取り事業者は商品を仕入れることができる」とそれぞれにメリットがある新しい取り組みに、子どもたちも興味深く説明に耳を傾けました。
活動を終えた子どもたちからは、「たくさんの粗大ごみが捨てられていることに驚いた」「まだ使えそうなものは捨てないようにしたい」「使えるものは『おいくら?』を使ってごみにならないようにしてほしい」と、感想をまとめました。
今後のすみだ子どもPR大使の活動は、大相撲9月場所の裏側について取材、PRする活動を予定しています。
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