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“寸劇”を通じて認知症の普及啓発を行う取り組みを実施中

ページID:646746787

更新日:2022年9月20日

高齢者支援総合センターの職員8人が「劇団」を立ち上げ?!

 区では、今年度、認知症普及啓発事業の一環として、区内8か所の各高齢者支援総合センターに在籍する墨田区認知症地域支援推進員が“寸劇”を通して認知症の症状や認知症の方との接し方、相談窓口やその他の事業について紹介する取り組みを実施しています。
 これまで同事業においては、座学形式の講座などで普及啓発を行ってきましたが、より多くの方に認知症について知ってもらうため敷居を下げたいと、墨田区認知症地域支援推進員会議の中で検討を重ねて「劇団」を結成、認知症という病気について理解し、認知症の方やその家族の皆さんが、いつまでも住み慣れた墨田区で安心して暮らし続けられることを理解しやすいよう、今年度新たな取り組みとして寸劇の形式で周知活動を行っています。
 さらに、この寸劇は、認知症地域支援推進員たちが自ら脚本、演出、出演を行い、オリジナルのプログラム内容で上演されています。
 9月16日(金)に、すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)を会場に実施され、15名の参加者がありました。当日は4名の推進員が「86歳の認知症のスミダスズコさん」と「その家族」、「銀行のスタッフ」や、「高齢者支援総合センターのスタッフ」の役などを演じ、認知症の方との接し方について『時間が分からない』『通帳が見当たらない』などの場面に応じ、現場で職員が見てきた実例をベースに紹介しました。さらに、劇中では、実際の相談時に配布している認知症ケアパスやパンフレットを活用し、参加者もその資料を手元で見ながら真剣に観劇していました。終了後、参加者からは、「リアルで分かりやすい寸劇で、とても勉強になった。」「認知症の方との接し方など、早速活用できる内容だった。」などといった声が聞かれました。
 今後は、区内の高齢者支援総合センターで、12月まで月に1回のペースで行われます。
 今回の寸劇を企画した認知症地域支援推進員の皆さんは、「これまでの相談者の皆様や、自分の家族をイメージしながら構成を考えたので、リアルな内容にすることができたと思います。それぞれのセンターから集まって準備するのはとても大変でしたが、少しでも参考にしていただけるとうれしいです。この取り組みを通して、区民の皆さんに認知症や、認知症地域支援推進員の活動、その他の様々な支援や事業を知ってもらい、ぜひ気軽に高齢者支援総合センターなどに相談していただきたいです。」と話しました。

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