このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 報道発表資料(すみだの旬な話題)
  4. これまでに掲載した内容
  5. 「プロトタイプ実証実験支援事業」5分野5事業が始動
本文ここから

「プロトタイプ実証実験支援事業」5分野5事業が始動

ページID:219817523

更新日:2022年10月4日

スタートアップ企業と区内企業との連携で社会課題の解決、地域活性化を目指します

 区は、自治体SDGs モデル事業で掲げたコンセプト「産業振興を軸としたプロトタイプ実装都市」の実現に向け、「プロトタイプ実証実験支援事業」を今年度から実施しています。
 本事業は、スタートアップ企業が有する先端的な技術・サービスと、区の事業を通して抽出した社会課題をマッチングさせた実証実験を区内で実施し、課題解決を目指すものです。実証に用いる技術やサービスは、市販化前のプロトタイプも対象としており、その過程で区内のものづくり企業と連携を進め、プロトタイプの更なる改良や開発につなげることで、区とスタートアップ企業、区内のものづくり企業の三者を中心としたオープンイノベーションを通じて、社会課題の解決と地域社会や経済の発展に繋げることを目的としています。
 今回は「地域経済・産業の振興」「防犯対策の強化」など全5事業を実施します。順次準備を開始し、事務局と事業プロモーターが支援しながら、来年3月までに実証実験と効果検証を行う予定です。
 まずは、教育分野で採択された株式会社うちゅうによる実証実験が、「学校のSDGs 教育におけるアクティブラーニング・探求教育コンテンツの活用」をテーマに、区立小中学校3 校で、「デザイン思考」を身につけるためのワークショップが行われます。
 区の担当者は「“ものづくりのまち すみだ”の将来を見据え、地域内にある社会課題解決を促すとともに、区内発のイノベーション創出につなげたいです。」と話しています。

実施する実証実験と事業者

 ノーコードツールの活用とコーチングを組み合わせ、製造業が長年培ってきた改善活動を「デジタルシフトを考慮した改善活動」にバージョンアップできるよう、「主たる業務」の知見を活かして「IT を活用した問題解決」にも取り組める“両利きのデジタル人材”の育成を目指す。

 特殊詐欺を減らすことを目標にXR 技術を使った被害回避トレーニングサービスをつくる。ヴァーチャル空間上で特殊詐欺の状況を、没入感を持って体験してもらい、体験者の行動を詐欺回避スコアとして定量的に評価できる仕組みの構築を目指す。

 ウェアラブル端末やオンラインを活用し、「効果の見える化」を重視した高齢者向けの健康増進サービス(運動指導、栄養指導、コミュニケーション促進等)により、身体及び認知機能向上、QOL やデジタルデバイド解消等を目指す。

 雨水を水源に、実居住空間に小規模分散型水循環システムを接続し、そのパフォーマンス、特に水再生循環技術の安定性を確認、雨水の利用シーンの拡大に資する可能性を検証する。
 実証に当たっては、区内に設置するトレーラーハウスに同社社員が住み込み、同システムにより処理された水を使用する。

 各学校のニーズや教育課題と連携させたワークショップを実施し、課題に対する児童・生徒の関心度向上、行動変容を促すとともに、新しいテーマでの教育のあり方や授業の実践に向けた、教員のノウハウの養成を目指す。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Readerのダウンロードへ

お問い合わせ

このページは広報広聴担当が担当しています。

これまでに掲載した内容

注目情報