ＤＸ推進の一環で庁内に「オンラインＲｏｏｍ」を開設、運用開始

職員が対外のオンライン会議などで利用できるスペースが新たに完成

　区では、本日より、区役所（墨田区吾妻橋1-23-20）に、職員が対外のWEB 会議等で活用することができる専用の会議室「オンラインRoom」の運用を開始しました。
　この会議室には、スマートモニターやWi-Fi 通信環境などを完備しており、WEB 会議やオンライン研修の開催・参加がしやすい環境となっています。
　コロナ禍でWEB 会議やオンラインセミナーなどの開催や参加機会が増える中、庁内ではそれぞれの所管課が事務スペース内の打ち合わせスペースでの参加、モバイル通信など、制限される環境で対応していました。この「オンラインRoom」の開設によって、WEB 会議の環境が一挙に整うこととなります。
　さらに、近年YouTube などで映像を配信する機会も増えていることから、このスペースを活用して動画の配信や撮影なども行うことができるよう、スタジオとして活用することもできるようにしています。内装も区役所の他の会議室とは雰囲気を変え、床やテーブルも木材を使用した温かみが感じられるものとし、さらに室内にオリーブの木を配置するなどの工夫も凝らしています。
　区では令和4年3月に、これまでの「墨田区行財政改革実施計画」と、ICT の利活用による区民サービスの向上と効率的な行政運営を目的とした「墨田区行政情報化推進計画」を一本化し、「墨田区行財政改革・行政情報化計画」として新たに策定しました。
　本計画に基づき、5月から10 月にかけて、職員向けのDX 人材育成研修『SUMIDA×DX Academy』も実施しました。「サービスデザイン」、「業務プロセスの変革」、「費用対効果」などの視点から、グループで課題抽出、解決策の検討など、より実践的なカリキュラムを通して参加職員の知識向上も図るなど、区のDX 推進を図っています。今後もDX の推進によって、新たな価値を創出、より効率的な区政運営の実現を目指します。