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飯塚製作所 〜地域の頼れるベテラン技術者〜(2019年3月1日掲載)

更新日:2019年3月1日

取材日:2019年2月27日

担当者:産業振興課 多記

飯塚製作所(墨田区本所2-14-8)

2019年2月2日に曳舟文化センターで産業功労表彰式が行われました。
その中で、この度「墨田区優秀技能者表彰」を受賞され、金属製品の製造・加工の技術者として活躍されている、飯塚製作所の飯塚 勝美さんからお話を伺いました。

「元々は、メリヤス関連の機械の部品や、ミシンの製造を主に行っていました」と語る飯塚さんは、高校生の頃から親類が経営していた工場に出入りし、その後、後を継ぐことに。機械の部品やミシンは、製造から組立までをすべて内製で行っていたことから、高品質で評判がよく、同社でしか製造できない部品もあるなど、当時から高い技術を持つ事業所として活躍されていました。


50年以上にわたり、地域のものづくりを支えている飯塚さん


工場内にはフライス盤や旋盤、プレス機などの様々な工作機械が所狭しと並ぶ

高い技術を活かした部品の追加工

メリヤス関連の工場の減少とともに、現在は、ボルトやパイプ製品などの金属製品への追加工をメインに手掛けているそうです。加工を施す製品は、建築関連から、船舶、食品加工、下水関連など実に多岐にわたるとのこと。加工の内容も様々なため、それぞれに応じた加工技術が必要となり、他社で断られた仕事の相談も少なくないそうですが、「ミシンの製造から組立までを全て行うことに比べれば、それほど難しくはない」と語る飯塚さん。これまで培った技術と経験があるからこそ、幅広い受注につながっていることが伺えました。


飯塚さんが高校生の頃には既にあったという、工場の中で最も古い工作機。現在も飯塚さんの大切な“相棒”として活躍している


作業時に左手を置く場所は、磨かれてピカピカに

「治具」の製作も自ら行う

工作物を固定し、工作機械などの制御、案内をする器具を「治具(じぐ)」と言い、製品の精度や生産効率、作業の安定性を左右する、まさに加工の“カギ”となる部分です。
加工業者の多くは、加工で使用する治具を専門の業者に作ってもらうことが多いそうですが、飯塚製作所で使用する治具は、ほとんどが飯塚さんの手によるもの。工作物の形状や加工内容に合わせ、期待される精度とコスト、手間等を考慮し最適な治具を考え、自ら作成しているそうです。このことにより、様々な注文にも低コスト・スピーディ、柔軟に対応することができるとのこと。
いくつかの治具について、仕組みを説明していただきましたが、安全かつシンプルに、精度の高い加工を行うための工夫が随所に施され、「なるほど!」と思うことばかり。飯塚さんの経験と技術の高さを改めて実感しました。


工場内には、飯塚さんが作成した様々な形・大きさの治具が並んでいる。過去に製作した治具についてもいつでも対応できるように保管しているとのこと


飯塚さん自作の治具。シンプルな構造の中に、長年のノウハウや工夫が随所に詰め込まれている

他社では断られてしまうような難しい注文も引受け、時には、他の事業者に加工のノウハウを教えることもあるなど、地域の技術者や事業者からの信頼が厚い飯塚さん。近年は、工場の建物も古くなり、ご自身の年齢のことを考えることもあるそうですが、「今ある仕事は、できるだけ長くやりたい」とお話しされていました。
これからも地域を支える技術者として、頑張っていただきたいと思います。

飯塚さん、お忙しいところ貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


飯塚製作所

〒130-0004 東京都墨田区本所2丁目14-8

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このページは産業振興課が担当しています。

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