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更新日:2023年8月3日
大規模水害に備える。段ボールジオラマづくりを通して、みんなで考える地域防災
8月2日(水)14 時より、すみだ生涯学習センター(墨田区東向島2-38-7)で、すみだ地域学セミナー『段ボールジオラマ防災授業講座 江東5区ってどんな場所?地形から地域の防災を考えよう』が開催されました。
これは、荒川下流域に位置する江東5区エリア(墨田区・江東区・葛飾区・足立区・江戸川区)について、段ボールを使って縮尺12,500 分の1のジオラマを組み立て、同エリアの地形を学び、どんな防災対策が役立つか、何ができるかを考えるワークショップ形式の講座です。すみだ生涯学習センターと(一社)防災ジオラマ推進ネットワークが主催で実施し、「関東大震災100 年関連事業」として、今年のすみだ地域学セミナーにおける特別企画として実施しました。
会場には、子どもから大人まで18 名の参加者が集まり、江東5区エリアを細分化して、グループに分かれて段ボールジオラマを組み立てました。参加した区民は「完成したジオラマで『海抜0メートル』という言葉の意味がはっきり分かった。今までは他人事だった部分もあるが、水害の備えをもっと真剣に考えないといけないと改めて思った。」と、地域防災の重要性を学んでいました。
完成したジオラマは区に寄贈され、9月10 日(日)まで、すみだ生涯学習センターの3階交流ラウンジにおいて展示し、一般の来場者にも公開します。区長も会場を視察に訪れ、「大変緻密で立派なジオラマを寄贈していただいた。このジオラマを区としてもしっかり活用させていただき、区民とともに防災について改めて考えるきっかけとしたい。」と話しました。
なお、この講座以外にも、今年のすみだ地域学セミナーは7月から8月にかけて、関東大震災100 年に関連するさまざまな講座を実施しています。
ワークショップの様子
ジオラマ贈呈式の様子
完成したジオラマ
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