ページID:390441446
更新日:2023年12月18日
昨年度の「中学生区議会」での中学生議員の提案が実現しました
区では、高齢者がスマートフォンなどの操作スキルが無いことで、デジタル社会に取り残されることがないよう、「高齢者デジタルデバイド解消事業」として、令和 4 年度から老人クラブ会員がグループで、スマホの利用習慣化を促すアプリについて学び、写真やコメントを投稿し合い、楽しみながら、スマートフォンの基本操作を学ぶことを目指す「老人クラブ向けのスマートフォン講習会」を実施しています。本事業は、過日行われた東京都による「Tokyo 区市町村 DXaward2023」の行政サービス部門で優秀賞を受賞し、副知事から表彰を受けた取組みです。
12 月 9 日(土)に区役所で実施した講習会では、区内の中学生がスマートフォンの操作を高齢者に教えるという活動を行いました。これは、昨年度の中学生区議会において、当時の中学生議員による「ボランティア活動の一環として、中学生が老人クラブを訪問し、イベントを通じてスマホの使い方を教えたい」という提案がきっかけとなり、実現したものです。
講習会当日は、運営事業者に加えて、区立吾嬬第二中学校から 3 年生が 2 名参加、各グループに中学生がサポート役として入り、講師が伝えるスマートフォン操作について、丁寧に、優しく教えました。参加した老人クラブの方もとても喜んでいる様子が印象的でした。
担当者は「本事業ではこれまでも、iU 情報経営イノベーション専門職大学の学生が講師役を務めるなど、大学生と老人クラブの方々との世代間交流を進めています。加えて、今回のように区内の中学生にも本事業に参加してもらい、高齢者のデジタルデバイド解消や世代間交流をさらに促進していきたい」と話しました。区では、今後もこの活動を区内で定着させていくことを目指し、さまざまな取組みを実施していきます。
今年度の中学生区議会は 12 月 20 日(水)に開催する予定です。今年は中学生からどのような提案があるか、そちらにもぜひご注目ください。
講習会の様子
講習会の様子
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Readerのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは広報広聴担当が担当しています。