新型コロナウイルス感染症に関する墨田区長からのメッセージ（令和3年10月22日付け）

• 新型コロナウイルス感染症に関する最新動向
• ワクチン接種に関すること

　みなさん、こんにちは。墨田区長の山本亨です。
　10月24日をもってリバウンド防止措置期間が終了となります。この間、区民の皆さんには、感染拡大防止にご協力いただき、改めて感謝を申し上げます。
　東京都では、10月25日から11月30日まで基本的対策徹底期間に移行となりますので、引き続きご協力をお願いします。

　今回私からは、新型コロナウイルス感染症に関する最新動向、ワクチン接種に関することについてお知らせします。

　はじめに、墨田区における新規陽性者数ですが、第5波と呼ばれる災害レベルの感染拡大により、これまでの累計で感染者は7,409人、8月のピーク時は1日151人まで増加しました。しかし、その後は、ワクチン接種の進行と区民の皆さんの予防行動のおかげで激減し、10月16日から7日連続で「感染者ゼロ」が続いています。

　また、感染の広がりを示す指標では、すべての項目で、まん延防止措置が不要な、「ステージ2」以下になりました。

　次にワクチン接種状況についてお知らせします。
　10月20日時点で、12歳以上の区民全対象者252,939人のうち、1回目を終えた方は211,116人（83.5％）、2回目を終えた方は202,305人（80.0％）となっており、2回目接種率が遂に8割を超えました。多くの区民の皆さんに接種を行うことができたのも、日頃の診療がある中で、病院やクリニックをはじめとした医療従事者のご協力のおかげだと思っています。改めて御礼申し上げます。
　現在区では、3回目接種に向けた計画を作成しているところです。詳細については、今後、区のお知らせ「ワクチン接種特集号」や区のホームページなどでお知らせしますので、今しばらくお待ちください。

　なお、一部の医療機関では、武田／モデルナ製及びファイザー製ワクチンを引き続き接種することができます。接種を希望される方は、コールセンターまたはインターネットから予約をお願いします。

　新型コロナウイルスの感染対策を取りながら、イベントや観光を楽しむために「ワクチン・検査パッケージ」の考え方を取り入れた実証実験が各地で始まっています。

　区では、10月23日（土曜日）、「わんぱく相撲 墨田区大会」に参加する小学生に事前の検査を行い、参加者全員が「陰性証明」をもってイベントに参加する実証実験を行います。
　これは、子どもたちとその保護者が安心してイベントに参加できるよう区が協力するものです。

　昨日21日、後藤厚生労働大臣が、この冬にも想定される第6波に備え、先進的な取り組みをしているとのことで本区を訪れ、ワクチン接種や医療の提供体制について視察されました。
　区では、リバウンド防止対策を継続するとともに、検査や医療体制を強化していきます。区民の皆さんにも、マスクや手洗い、換気といった基本的な感染対策の徹底をお願いします。
　今後も、区民の皆さんの安全・安心を第一に、賑わいの創出や社会経済活動の活性化と、感染対策が両立する、“すみだらしい新たな日常”の定着に向けて、全力で取り組んでいきますので、ご理解・ご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する情報は、上記のページをご覧ください。

過去の墨田区長からのメッセージは、上記のページをご覧ください。