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新型コロナウイルス感染症に関する墨田区長からのメッセージ(令和4年4月7日付け)

ページID:861527751

更新日:2022年4月7日

メッセージの内容

  • ワクチン接種について
  • 保健所長からの現場レポート
  • 新型コロナウィルス感染症に関する最新動向

区長メッセージ全文

(区長)
みなさん、こんにちは。墨田区長の山本亨です。
先週から新年度が始まりました。コロナ禍ではありますが、新入学や社会人生活のスタートなど、新しい出会いや環境に、期待を膨らませていらっしゃる方も多いと思います。一方で、この季節は人の流れが活発になり、新型コロナウイルスの感染拡大も懸念されます。
そこで私からは、重症化や感染予防効果などを期待できる「ワクチン接種」について、今回は特別版として、保健所長からの現場レポートを交えて区内の最新動向をお知らせします。

まず、接種状況ですが、4月6日時点で、3回目については、14万1,911人で55.9%が接種を受けています。また、65歳以上の高齢者の3回目接種率は、84.7%となっています。なお、3回目接種者のメーカー別の内訳は、ファイザー製58.2%、モデルナ製41.8%となっています。

先週から、12歳から17歳までの方の3回目接種が始まりました。2回目接種完了日から6か月経過した日以降に接種が可能で、受けられるワクチンメーカーはファイザー社製のみとなりますのでご注意ください。3月30日に接種券を発送しましたので、お手元に届いていない方は、お手数ですが、区のコールセンターへお問い合わせください。
12歳から17歳までの3回目接種や5歳から11歳までの1・2回目接種など、お子様への接種が始まり、ご心配されている保護者の方もいらっしゃると思います。そこで今回は、お子様へのワクチン接種の意義や副反応などに関して、西塚保健所長からのレポートが届いていますので、ご覧ください。

(区長)
まずは、3回目接種の意義についてお知らせください。

(西塚所長)
現在使用しているワクチンですが、感染予防、発病予防、そして重症化予防のそれぞれの効果が確認されていますが、オミクロン株に対しては、2回では効果が得られません。
アメリカCDCの発表では、オミクロン株にかかった時の死亡リスクは、ワクチンをうっていない人の場合、3回の接種を完了した人と比べて21倍、重症化するリスクは7倍、それぞれ高いことが分かってきました。
そのため、国内でも、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、すでに2回接種を完了した、すべての方に、3回目の追加接種が推奨されています。
高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、できるだけ早めに3回目接種を済ませてください。

(区長)
12歳~17歳の方の3回目接種は6か月以上経過しているが、接種することによる効果はありますか。

(西塚所長)
12歳以上の健康な子どもへのワクチン接種ですが、私たちは意義があると考えています。2回の接種が完了した12歳以上のすべての方が、6か月後の3回目の追加接種の対象となっています。
これまで子どもには広がりにくいと言われてきた新型コロナウイルスですが、最近では状況が異なります。

オミクロン株への置き換わり、ワクチンの普及により、10代以下の感染が目立ち、直近では感染者全体の3割を占めています。学校や部活動が制限され、子どもの心身の健康に影響が及んでいます。
ワクチンによって得られるメリットと、副反応などのデメリットを十分に理解した上で、接種を検討してください。

(区長)
5歳~11歳の方の接種も始まりましたが、効果や副反応について教えてください。

(西塚所長)
2月28日から、5歳から11歳までの小児に対するワクチン接種を開始しています。

コロナに感染した子どもの一部に「多系統炎症性症候群」という重い合併症を起こすことが知られてきました。
コロナに感染後2から6週間たったところで、川崎病に似た症状で、発熱、発疹に加え、心臓の動きが悪くなるといった重い症状がみられます。
ワクチンを受けることで、重症化防止が期待できます。
ぜんそくや心臓の病気など持病があるお子さんは、ワクチン接種を検討してください。

5から11歳に用いるワクチンはファイザー製で、有効成分の量を、12歳以上に用いる製剤の3分の1に減らし、安全性を高めています。
副反応として、接種部位の痛みや、倦怠感、発熱などがありますが、ほとんどが軽症で回復します。
接種は強制ではありません。
接種させるべきか、迷ったら、かかりつけ医が相談に応じます。
ワクチン接種についての説明書きは、区のホームページや、接種医療機関にありますので必ずお読みください。

(区長)
以上、西塚保健所長からのレポートでした。
3回目接種を受けていない方は、東京スカイツリーイーストタワー会場など、武田/モデルナ製ワクチンを使用する会場では、予約枠に空きがありますので、ワクチンの種類にこだわらずご検討ください。

このほか、最新情報については区のお知らせ新型コロナワクチン接種特集号や区のホームページなどで随時お知らせしますのでご確認ください。
なお、ご来場の際には、肩の出しやすい服装でお越しください。
今後も、ワクチン接種のほか医療提供体制の充実を図るとともに、皆さんの安全・安心を第一に、賑わいの創出や社会経済活動の活性化と、感染対策が両立する、“すみだらしい新しい日常”の定着に向けて、全力で取り組んでいきますので、ご理解・ご協力をお願いします。


関連リンク

新型コロナウイルス感染症に関する情報は、上記のページをご覧ください。

過去の墨田区長からのメッセージは、上記のページをご覧ください。

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このページは広報広聴担当が担当しています。

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