新型コロナウイルス感染症に関する墨田区長からのメッセージ（12月1日付け）

• 新型コロナウイルス感染症に関する最新動向について
• 今後のイベントの考え方について
• 墨田区危機管理ツイッターの開設について

　みなさん、こんにちは。墨田区長の山本亨です。
　今回私からは、新型コロナウイルス感染症に関する最新動向、今後のイベントの考え方、墨田区危機管理ツイッターの開設についてお知らせします。

　新型コロナウイルス感染症の最新動向ですが、12月1日時点での陽性者数の累計は864名、入院中が37名、宿泊療養が11名、自宅療養が64名です。
　11月中旬から、60歳以上の感染者が急増し、直近では感染者の4人に一人が60歳以上となっています。重症化リスクの高い高齢者の皆さんには、少しでも調子が悪いなと感じたときは、すぐに、かかりつけ医または都や区の発熱相談センターへご相談ください。
　PCR検査の陽性率は、現在8.4%となっています。十分な検査体制を確保していますが、今後も必要な人が速やかに検査できる体制を維持していきます。
　相談体制の整備として、かかりつけ医に直接電話で相談していただくか、かかりつけ医がいない場合などは、最寄りの医療機関を紹介しますので、「発熱・コロナ相談センター」へお電話ください。
　医療提供体制と検査体制の拡充として、発熱外来を設置した「診療・検査医療機関」を54施設指定し、現在、1日530件の検査を可能にしました。医療機関名については順次公表しています。
　また、入院病床ですが、1病棟まるごと中等症以上の患者を受け入れる「入院重点医療機関」を3病院指定し、現在、159床を区内で確保しています。さらなる病床の確保を医師会に要請しています。
　そして、本日12月1日から、高齢者施設など約230施設の職員と入所者に対するPCR検査を開始します。施設のクラスターを防止し、重症化しやすい高齢者を守っていきます。
　感染者数と重症者数は、全国的に増えており、東京都は、12月17日まで、酒類の提供を行う飲食店及びカラオケ店について、朝5時から夜10時までに短縮して営業する要請を行いました。区民の皆さんには、こまめな手洗いと、外出する際のマスクの着用や3密を避けるなどの基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。

　このような状況の中、感染拡大を防ぐため、区内における今後のイベント開催の考え方を次のように決定しました。区主催のイベントは、国や都の考え方に基づき、感染対策を十分講じた上で実施しますが、感染拡大の状況等を勘案し、延期・中止なども柔軟に判断します。区が共催あるいは後援をするイベントについても同様です。期間については原則、令和3年2月28日までとします。詳しくは区のホームページ（「新型コロナウイルス感染症に関連するイベント中止情報」）をご覧ください。
　この考え方に基づき、東京都の感染状況の警戒レベルが最も深刻な評価であることから、年明けの新年祝賀式・賀詞交換会は中止させていただくことになりました。区民の皆さんに向けた私からの新年のご挨拶については、令和3年1月1日に、区政情報番組「ウィークリーすみだ」と墨田区公式ユーチューブ（外部サイト）で発信しますので、ぜひご覧ください。

　本日12月1日から、これまでの墨田区公式ツイッターを、新型コロナウイルス感染症をはじめとした健康被害に関する情報や防災防犯などに関する緊急情報を発信する「墨田区危機管理ツイッター」として運用を始めました。国や東京都などが発信した情報についても、適宜、リツイートを行い、多角的に区民の皆さんへ危機情報を発信します。最新の区政情報や区のイベントなどの情報については、新たに開設しました墨田区公式ツイッターから発信しますので、こちらのフォローもお願いします。詳しくは区のホームページ（「墨田区危機管理ツイッターを開設しました」）をご覧ください。

　12月に入り、会食の機会が増える方もいらっしゃるかと思います。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室によると、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食などが感染リスクを高めることにつながると注意喚起しています。区民の皆さんには、会食をする際、感染対策を改めて徹底し、箸やコップを使い回さないなど、リスクを下げながら楽しんでいただくよう、ご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する情報は、上記のページをご覧ください。

過去の墨田区長からのメッセージは、上記のページをご覧ください。