新型コロナウイルス感染症に関する墨田区長からのメッセージ（5月8日付け）

• 新型コロナウイルス感染症　区内の最新情報について
• 特別定額給付金について
• 内定取り消し等になられた方を対象とした職員募集について

　みなさん、こんにちは。墨田区長の山本亨です。
　区民の皆さんには、大型連休中の不要不急の外出自粛にご協力をいただき、本当にありがとうございました。国は5月4日に、緊急事態宣言を5月31日まで延長することを決定し、東京都も引き続き、特定警戒都道府県に指定されました。改めて、気を緩めることなく、区内感染者ゼロに向けて取り組み、オールすみだでこの難局を乗り切りましょう。
　今回私からは、区内の新型コロナウイルス感染症の最新情報、そして特別定額給付金について、内定取り消し等になられた方を対象とした職員募集についてお知らせします。
　新型コロナウイルス感染症の感染者数は5月8日現在累計135名で、うち入院中が62名、宿泊療養が18名、自宅療養が7名、退院又は治癒が42名です。そして、お亡くなりになられた方が6名となっています。心からご冥福をお祈り申し上げます。5月1日から8日まで、新規の感染者はすべて集団感染のあった施設の関係者であり、感染経路が不明の感染者は、8日連続して0名でした。自宅療養の患者さんには、順次、医師や看護師が常駐する宿泊施設にお移りいただくことにしています。
　4月22日に区のホームページでお知らせした、介護入所施設での新型コロナウイルス感染症の発生ですが、濃厚接触者85名にPCR検査を行い、入居者と職員合わせて8名の感染者を特定しました。その後16日間、新規の感染者は発生せず、本日8日、感染の収束を確認しました。
　都立墨東病院ですが、墨田区保健所は、5月3日までに749名にのぼる徹底したPCR検査を行い、感染者43名を特定しました。4月28日を最後に新規の感染者は発生していません。早期の収束と診療の再開に向けて保健所が指導を継続しています。
　4月30日に区のホームページでお知らせした、山田記念病院での新型コロナウイルス感染症の発生についてですが、区は、5月6日までに全職員と入院患者の365名もの、広範なPCR検査を行い、感染者66名を特定しました。保健所と厚生労働省のクラスター対策班が調査を進め、感染原因の究明に全力を挙げていきます。
　新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として決定された、特別定額給付金についてですが、マイナポータルからのオンライン申請の受け付けを、5月13日から開始する予定です。オンライン申請を行うに当たり、世帯主のマイナンバーカード、その利用者証明用電子証明書の暗証番号などが必要です。郵送申請については、現在、準備を進めており、5月下旬から順次、世帯主あてに申請書をお送りする予定ですので、もう少々お待ちください。
　新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、急速に悪化した経済・雇用情勢の影響を受けた方への緊急雇用対策として、区では、企業等から採用内定を取り消された方及び雇止めになられた方を対象とした、会計年度任用職員事務補助を募集しています。ぜひ、ご応募いただきますよう、お願いします。詳しくは、区のホームページをご覧ください。
　医療関係従事者の皆さんには、連日、私たちの命と健康を守るために大変なご努力をしていただいています。こうした皆さんに、改めて、敬意を表すると共に、心から感謝を申し上げます。区民のみなさんにもこのことをご理解いただき、ぜひ一緒に応援をよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症に関する情報は、上記のページをご覧ください。