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隅田川七福神を祀る寺社で初詣行事の開催に向けて「宝舟」を準備中【令和6年12月25日】

ページID:490751934

更新日:2024年12月25日

2025年が、よい年になるように。宝舟が『福』を運ぶ「隅田川七福神めぐり」

 毎年、新年に多くの参拝客が訪れる「隅田川七福神めぐり」。都内でも有数の七福神めぐりとして知られており、参拝者の幸せを願い、2025 年も、元日から1月 7 日(火)まで開帳されます。
 隅田川七福神を祀る区内の寺社などでは、12 月中旬から、御分体(ごぶんたい=御神体の分身で高さ約 4~5cm の黒い陶器製のもの)を乗せるための「隅田川七福神 宝舟」の準備が進められています。隅田川七福神のうち、「寿老神」を祀る白鬚神社(宮司:今井 達(いまい いたる))では、緋色の袴を身に着けた巫女が製作にあたっています。この宝舟を作る一連の工程は、すべて手作業で行われ、巫女たちが丁寧に、かつ手際よく仕上げる姿が印象的です。
 宝舟は、長さ約 20cm、幅約 8cm、高さ約 3cm の白い陶器で出来ており、かつて隅田川を往来していた舟を模しています。舟の中央には、新年の雑煮箸として用いられる「柳箸(やなぎばし)」で作られた高さ約 15cmの帆柱が立てられ、朱色で「寶」と押印された祝儀を包む「奉書」でできた帆が「そっくい(米粒をつぶした糊)」で貼り付けられます。さらに帆柱の頂点からは、船首と船尾に向かってウコンで黄色く染められた凧糸の帆網が張られ、どれも縁起の良い材料を使って作り上げられます。
 「隅田川七福神めぐり」の期間中、隅田川七福神を祀る各寺社などでは、それぞれの福神の御分体(各500 円)を頒布しており、それらすべてを各寺社などで求め、この宝舟(1艘 1,500 円)に乗せて玄関や神棚などに飾ると「福」がくると古くから言い伝えられており、毎年「縁起の宝舟」として、御分体と一緒に求める参拝者が多く参列します。大晦日の夜には、白鬚神社で、「宝舟」と「御分体」を供え、お祓いを行う「清祓式(きよばらいしき)」が行われ、その後、元日の午前 0 時から頒布されます。
 また、すみだ郷土文化資料館(墨田区向島 2-3-5)では、12 月 14 日(土)より、特集展示『隅田川七福神-向島の名所と寺社-』を開催中で、隅田川七福神の歴史と七福神を祀る寺社や名所について、浮世絵や文献資料から紹介しています。
 「隅田川七福神めぐり」で来る 2025 年がよりよい一年になるよう願うとともに、すみだ郷土文化資料館の展示や、隅田川沿いのまち歩きもあわせてお楽しみください。


「隅田川七福神宝舟」準備の様子1(12/24撮影)


「隅田川七福神宝舟」準備の様子2(12/24撮影)


「隅田川七福神宝舟」準備の様子3(12/24撮影)

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