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更新日:2025年2月25日
お参りで乗り切る!まだまだ寒さが続くこのシーズンも元気に過ごそう!
受験シーズンでもあるこの時期、区内の弘福寺(こうふくじ/向島 5-3-2)には、境内にある石像「咳の爺婆尊(せきのじじばばそん)」へ“風邪除け”の祈願のために、参拝客が訪れます。この石像は、制作者である風外(ふうがい)和尚の名にちなんで、「風邪に効き目がある」と古くから庶民の信仰を集めてきたものです。
「咳の爺婆尊」は、高さ約 55cm×幅約 45cmの「爺像」と高さ約 75cm×幅約 60cmの「婆像」の2体が寄り添うように、小さな“ほこら”の中に奉られています。「爺像」は口の中の病気に、「婆像」は咳に効くと一応区別されていますが、二体が一緒になっているため、まとめてお参りすると、より一層ご利益があるといわれています。また、全快した折には、そのお礼の品として“煎り豆”と“番茶”を供える風習があり、石像の前には、それらがお供えされています。
昔から、冬になると多くの人が参拝に訪れており、1月から2月頃にかけて風邪が流行する寒い時期には、高齢者や入試を控えた受験生や家族などが訪れ、手を合わせる姿が見られます。新型コロナウイルス感染症でも、多くの参拝があったとのことです。
さらに、同寺では、咳によく効くという『せき止め飴』と『風邪除けのお守り』(各 300 円)も販売されており、参拝の際に購入する方も多くいるということです。
まだまだ寒さが続くこの時期に、区内のまち歩きとともに、「咳の爺婆尊」参りで風邪予防祈願をしてみてはいかがでしょうか。
咳の爺婆尊
参拝者の様子
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