｢すみだ熱中症対策プロジェクト｣を始動、墨田区薬剤師会との連携強化

熱中症リスクが高まる季節。しっかり対策して、予防を心がけましょう！

　今年は、5月から気温が 30 度を超える日もあり、都内でもこの時期から熱中症により救急搬送される患者が多くなることから、区では、様々な熱中症対策に取り組んでいます。今年度、墨田区薬剤師会と連携し、『すみだ熱中症対策プロジェクト』として、同会主催による「ひと涼みスポット薬局」や「熱中症予防セミナー」、「熱中症対策川柳コンテスト」などをはじめ、様々な熱中症対策の取組みを実施します。本プロジェクトは、環境省による「令和5年度地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業」に採択され実施するものです。
　本日は、すみだリバーサイドホール2階イベントホール（墨田区吾妻橋 1-23-20・区役所併設）にて、「熱中症予防セミナー」を開催しました。会場には 50 名を超える参加者が集まり、東京曳舟病院の三浦副院長や やすらぎ訪問看護ステーションの堀口代表取締役などを講師に招き、熱中症対策についてのセミナーを行うとともに、来場者には、先着で経口補水液や塩飴などの無料配布も行いました。
　5月 29 日（月）から募集を開始した「熱中症対策川柳コンテスト」では、区内在住･在勤の方を対象に、「熱中症」「私の暑さ対策」をお題とした川柳を募集しています。大人の部・小学生以下の部の2つの部門を設け、それぞれで表彰作品を選定します。募集期間は7月 15 日までで、同会会員薬局に設置されている応募箱、専用 WEB ページから応募が可能です。また、6月 25 日（日）、7月 17 日（月･祝）、8月6日（日）に隅田公園そよ風ひろば（墨田区向島 1-3）で実施されるイベント（第 13～15 回そよかぜつながるフェス）に出展し、熱中症対策啓発を行うとともに、8月 11 日（金･祝）には、東京ソラマチ(R)において、熱中症対策のイベントも実施予定です。本イベントにおいて、上記「熱中症対策川柳コンテスト」の受賞作品の発表も行う予定です。さらに、同会会員の薬局約 30 か所におけるクールシェアスポット「ひと涼みスポット薬局」を開設し、暑さを感じた際には気軽に立ち寄れる場所として運用しています。
　区の担当者は、「区民の方や墨田区を訪れる皆様に熱中症予防について楽しく知っていただき、暑さに負けずに夏を乗り切れるよう、墨田区薬剤師会、民間企業との連携により、イベントを盛り上げていきます。」と話しています。本区の熱中症対策の取組みに、今後もぜひご注目ください。