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すみだ北斎美術館でMR技術を活用した体験型コンテンツの試行実験を実施【令和5年11月8日】

ページID:667040072

更新日:2023年11月8日

プロトタイプ実証実験にて、文化観光推進を図る新たな体験事業が動き出します

 区は、スタートアップ企業がもつ先端的な技術・サービスと、区の事業から抽出した社会課題をマッチングさせた実証実験を区内で実施し、課題解決を目指す「プロトタイプ実証実験支援事業」を令和 4 年度から実施しています。今年度は、「XR プラットフォーム等の活用による防災行動力向上(株式会社Psychic VR Lab)」や「エンタメやニュースポーツ等の活用によるユニバーサルなスポーツ環境の推進(株式会社BAKUAGE)」など、全 5 事業を採択し、各事業の実証を進めています。
 MR(Mixed Reality/複合現実)スタートアップの株式会社 GATARI(千代田区)による採択事業「音声アトラクション等の活用による『すみだ北斎美術館』のインバウンド推進」では、すみだ北斎美術館の協力のもと、同社の MR プラットフォーム「Auris(オーリス)」を活用し、同館の体験価値向上プログラムを作成しました。この度、11 月 28 日(火)から 12 月 13 日(水)まで、葛飾北斎の作品と描かれたゆかりの場所を音響で体感できる多言語体験コンテンツ「没入型音響アトラクション『北斎の足跡』」を試行する実証実験を行います。
 同アトラクションは、日本語と英語で制作され、外国人観光客に人気の高い同館の付加価値と、来館者の満足度を更に高めることをめざしています。利用にあたっては、専用のウェブページから事前に申込みを行う必要があり、各日最大 10 名まで受け付け、料金は無料です。(観覧料が別途必要)
 体験は、Auris のアプリがインストールされたスマートフォンと音声が流れる専用デバイスを使用します。そこから流れる音声案内に従い、同館4階展望ラウンジに配置される北斎作品のレプリカに近づくと、その場所を認識し、それぞれの作品にまつわるストーリーや、作品に描かれた場所にまつわる音声やサウンドが流れる仕組みになっています。北斎が描いた場所に関する様々な情報を、MR 技術を活用して体験者に届ける特別プログラムです。
 また、コンテンツの導入により、本区を中心とした各地の魅力を発信し、体験者が周辺地域に興味を持ち回遊するという、同館を起点とした観光回遊促進につなげるとともに、デジタル技術を活用し、人の手によらないコンテンツ提供を実現することで、同館の効率的な運営に貢献することもめざします。
 スタートアップの先鋭的な実証実験と本区の文化観光振興を組み合わせた取組みをぜひ体験してください。


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