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生成系AIの利活用に向けたルール 策定、庁内活用に向けた実証実験を区職員のプロジェクトチームで実施

ページID:410570231

更新日:2023年7月28日

実際の業務にどう生かせるか、ワークショップで活用の方向性を検討します

 区では、8月上旬より、ChatGPTをはじめとする生成系AIの利活用に関する方針の策定と、庁内での活用に向けた実証実験の取り組みを、区内大学であるiU 情報経営イノベーション専門職大学の協力のもと、庁内の職員有志によるワーキンググループ形式で開始します。
 働き手不足の可能性が指摘される中で、区においても業務の効率化は急務であり、AIなどの最新技術は業務効率を改善する有力なツールとして期待されています。一方で、情報がAIの学習に活用される可能性があるなど、情報漏洩等の観点でのリスクも懸念されます。
 そこで、AIを安全かつ積極的に活用するためのルールや、利用体制の構築、利用環境の検討を行うため、庁内で関係課と有志職員によるワーキンググループで実証実験を行います。この実証では、入力された情報がAIに学習されず、個人情報の入力を制限することができるシステムを活用します。
 ワーキンググループには、iU 情報経営イノベーション専門職大学にもオブザーバーとして参加いただき、庁内の利活用の可能性や、課題の洗い出しなどを全庁の中心となって検討します。
 ワーキンググループの成果物として、「活用可能性(案)」、「利用に関するガイドライン」「活用推進方法(有効なプロンプトのガイド案作成等)」を作成する予定です。実証実験で活用の有効性が認められた場合は、引き続き庁内で生成系AIを活用できる環境を整備し、実際の担当業務等での活用を実証的に行います。また、ワーキンググループの他にも区が実施するDX人材育成研修の参加者約100名などを対象に、検証環境を整備し、操作体験や担当業務への活用についてアンケートを実施し、成果物の作成に活かしていく予定です。
 利活用方針の策定だけでなく、大学と連携して実際の業務での活用を実証する取組みは全国的にも珍しく、担当職員は今回の実証実験の取り組みに関して「新しい技術に触れていくことで、職員の意識変革やICTリテラシーの向上につなげたいです。また、学生の参加により、職員だけでは見つけられないような新たな気付きを通して、新しいことにチャレンジする機運の醸成につながることにも期待しています。」と話しました。
 これらを踏まえ、9月下旬にはそれぞれの活動を総括し、区における今後の生成系AIの活用に向けた方針などの発表も含めた最終報告会を実施予定です。

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