「墨田区地震ガイドブック」を新たに作成、9月より順次配付を開始【令和5年8月24日】

大きな地震に備えて、「自分たちはどう行動するべきか」を考えるきっかけに

　区では、本区における地震リスクを知り、大きな地震が起きた時にとるべき行動などの情報を分かりやすくまとめた冊子『墨田区地震ガイドブック』（以下、ガイドブック）を令和5年8月に発行し、日本語版を9月より墨田区役所等で順次配付します。
　関東大震災から100年の節目を迎える今年、防災に関する意識を高め、東京都の新たな被害想定を盛り込む目的で、既存の地震関連冊子を1冊に集約するとともに、区民の方々に興味関心を持ってもらえるよう、デザインや内容を刷新し、分かりやすいガイドブックを作成しました。
　今回作成したガイドブックは、これまで区が発行していた地震関連冊子5種類を1冊に集約したもので、主なポイントとして、「地震について学ぼう」「地震に備えよう」「地域の取組みを知ろう」「もし被災したら・・・」「非常時はここを確認！」の大きく5つのテーマで紹介し、それぞれについてイラスト付きで解説しており、初めて見る人も分かりやすい内容です。
　担当職員は「首都直下地震等の大きな地震はいつ起こってもおかしくないと言われています。区民の方々に地震が起きる前からどのように備えて、起きた時にはどのように行動するかを改めて考えるきっかけになるよう、このガイドブックを作成しました。ぜひ、地域の防災訓練で活用したり、ご家族で地震について話し合うきっかけにしていただきたいです。」と強く呼びかけます。
　ガイドブックは、9月からの配布に先行して、8月26 日（土）からすみだ生涯学習センター（墨田区東向島2-38-7）などで始まる「すみだ防災フェア」の防災展会場で来場者に配る予定です。（会場に用意した部数が無くなり次第配布を終了）
　なお、日本語版冊子のほかに、外国語版（英語・中国語・韓国語）があり、各言語版は今後、区公式ウェブサイトからダウンロードができるよう、現在準備を進めています。ぜひご覧ください。