区内に新たな相撲部屋を開いた音羽山親方（元横綱鶴竜）が区長を訪問【令和6年2月8日】

旧区有施設を売却して「相撲部屋」に！相撲部屋の区外転出を防ぐユニークな取組み

　2 月 7 日（水）に、元横綱鶴竜の音羽山親方が、区長を訪問しました。
　昨年 12 月に向島二丁目に新たに部屋を開いたことがきっかけとなり、区長への挨拶と、今後地域貢献として区とどのような協力ができるかについて意見交換を行いました。
　区は、地区会館として活用されてきた向島言問会館を令和 3 年 3 月に廃止。その後、本施設の活用について、二段階一般競争入札の企画提案を経て、令和 4 年 2 月に株式会社東銀リアルエステート（東京都中央区）に売却しました。
　「相撲のまちすみだ」で、相撲の更なる発展と、地域住民や相撲ファン、観光客などが立ち寄れるような新しい相撲部屋を創り、新たな部屋を興したい部屋付親方に向けて、向島言問会館をフルリノベーションし、相撲部屋として完成した状態で「賃貸物件」として貸し出すという提案のもとで、同社によって整備されました。
　このように、区が「地域貢献」や「まちの賑わい創出」を条件として、区有施設を売却し、賃貸の相撲部屋として活用する取組みはまさに「相撲のまちすみだ」ならではのユニークなもので、全国的にみても非常に珍しいものです。
　音羽山親方は、「新しい部屋は、土俵もいいし、土もいいと感じる。今回はとてもいいご縁があってありがたい。これから地域を盛り上げる取組みを検討していきたい。」と話しました。
　区長からも今後の区との連携について「隅田公園も近く、観光立地としても素晴らしい場所に新しい相撲部屋ができて喜ばしい。今後も連携を深めて、地域全体を一緒に盛り上げていただきたい。音羽山部屋のこれからの活躍にも期待しています。」と向島エリアの新たなスポットの完成を喜びました。
　相撲のまちすみだに新たに生まれた相撲部屋が、地域との連携で、ますますすみだのまちを盛り上げてくれます。ぜひ今後の取組みにもご注目ください。