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更新日:2023年10月19日
プロトタイプ実証実験事業の一環で、新たな防災事業に取り組んでいます!
区は、スタートアップ企業がもつ先端的な技術・サービスと、区の事業から抽出した社会課題をマッチングさせた実証実験を区内で実施し、課題解決を目指す「プロトタイプ実証実験支援事業」を令和 4年度から実施しています。
今年度は、「エンタメやニュースポーツ等の活用によるユニバーサルなスポーツ環境の推進(株式会社
BAKUAGE)」や、「音声アトラクション等の活用による『すみだ北斎美術館』のインバウンド推進(株式会社GATARI)」など、全 5 事業が 7 月に採択され、各事業で実証が進められています。
10 月14 日(土)・15 日(日)に、間もなくオープンを迎える墨田区産業共創施設SUMIDA INNOVATION CORE を会場として、実証テーマ「XR(クロスリアリティ)プラットフォーム等の活用による防災行動力向上」を進める株式会社 Psychic VR Lab による防災ワークショップが開催されました。
これは、XR プラットフォームを活用した防災行動変容を目的に、区内の学生などを対象とした「(1)新規層の参画促進」「(2)防災意識の向上」「(3)継続性ある仕組みづくり」を検証するものです。当日は、地域を代表して区立錦糸中学校の生徒 10 名と、千葉大学の学生がワークショップに参加しました。
初日のワークショップでは、XR に関する説明や、防災の専門家による講義、作る映像とそれに合わせた防災訓練プラン作成についてのアイデア出しなど、3班に分かれて翌日のコンテンツ作成の準備を進めました。
翌 15 日には、同社が提供する XR 作成ツール「STYLY」を活用し、前日にまとめたアイデアをベースに参加学生らが XR コンテンツの作成、設計を行いました。同時に、作り上げた XR コンテンツを活用した防災訓練を考え、その映像を見ることができる QR コードを載せたプレゼンテーション用の掲示を作成しました。
参加した錦糸中学校の生徒らは「リアルな表現の映像になるように心掛けた」「グループみんなで協力して、いい防災訓練の内容を作り上げられた」などと感想を話し、他グループが作ったコンテンツも体験しながら、地域の防災について改めて考える場となりました。
完成した映像とプレゼンテーション掲示は、11 月 19 日(日)に区立錦糸公園で開催する区の総合防災訓練で一般向けにも公開する予定で、来場者にスマホなどを活用して映像を体験してもらえるよう、準備を進めています。
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